設備のご紹介

段ボール製造における主要設備のご紹介

段ボール製造に関わる企業様にとって、製品の品質や生産効率を支える設備の選定は非常に重要です。ここでは、段ボール製作において必要な主要設備をご紹介いたします。これらの設備は、貴社のニーズに合わせた製品を迅速かつ正確に製造するために不可欠です。

1. コルゲーター(Corrugator)

コルゲーターは、段ボールの基盤を作る最も重要な設備です。フルートと呼ばれる段波状の芯材を作り、ライナーと呼ばれる平らな紙と貼り合わせて段ボールを生成します。フルートの種類に応じて、異なる強度や弾力性を持たせることができるため、貴社の商品に最適な強度を持つ段ボールを提供することが可能です。

  • 機能: フルート成形とライナーの貼り合わせ
  • 利点: 段ボールの強度や保護性能のカスタマイズが可能

2. スリッタースコアラー(Slitter Scorer)

スリッタースコアラーは、段ボールシートを希望のサイズに正確にカットし、折り畳みやすいようにスコアリング(折り目付け)を行います。この工程では、貴社の製品に最適な寸法に調整された段ボール箱を迅速に生産できます。

  • 機能: 段ボールシートのカットと折り目の付与
  • 利点: 多様なサイズと形状に対応し、組み立てが簡単

3. プリンター(Printer)

プリンターは、段ボールに企業ロゴや製品情報などの印刷を行います。段ボールの外観は商品の印象を大きく左右するため、特にBtoBでは、ブランディング効果を高める印刷技術が重要です。オフセット印刷やフレキソ印刷など、精密な印刷が可能な設備を備えています。

  • 機能: 段ボールへの高品質な印刷
  • 利点: 貴社のブランドイメージを向上させるデザイン表現が可能

4. ダイカッター(Die Cutter)

ダイカッターは、段ボールを貴社の製品形状に合わせて打ち抜く設備です。複雑な形状や特殊なパーツを必要とする商品に対応するため、正確な寸法でのカットが可能です。多様な形状を作り出すことで、カスタム段ボールの生産を行います。

  • 機能: 段ボールシートの精密な打ち抜き
  • 利点: 特注形状や仕切りを必要とする製品向けに最適

5. フォルダグルアー(Folder Gluer)

フォルダグルアーは、カットされた段ボールを折り畳み、接着して箱を完成させる設備です。自動化された工程により、迅速かつ効率的に高品質な段ボール箱を大量に生産することが可能です。特に大量注文に対応する企業様に最適です。

  • 機能: 段ボール箱の組み立てと接着
  • 利点: 大量生産に対応し、コスト効率の向上に寄与

これらの設備は、段ボール製作の各プロセスを円滑に行い、高品質な製品を効率よく提供するための基盤となります。
株式会社第一商会では、これら最新の設備を駆使して、貴社のニーズに応じた最適なパッケージソリューションを提供いたします。
製品に関する詳細やご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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